Diversity2016’s blog

~精神障がい者としての転職への向き合い方~

職場でのエピソード1 『上司からのプレッシャーと部下のマネジメントが重圧・・・』

私の調子がおかしくなりだした、当時を振り返ってみると、自分自身もびっくりする位「これが原因」といったことがなかったような気がします。ただ毎日が段々と辛くなって、その結果、いつから病気になったのかが分からない位、徐々に徐々に蝕まれていったように思います。

 

会社に行きたくないな。

 

なんだか体がだるいな、位に思っていましたが、そんなの、働いていれば誰しもあることですよね。

 

あるといえば、上司からの重圧でしょうか。

 

私はもともとコミュニケーションが苦手というタイプではなく、会社の同僚や上司ともある程度仲良くやってきていました。

 

しかし、部下もだんだん増えてきて、私が頑張らないと。という意識が、強すぎたのかもしれません。

 

「いいよ。俺がやっとくから」。

 

昔から責任感が強かった事もあり、部下に振るべき仕事も自分がやった方が早いし…とつい、自分でなんでもしてしまう所がありました。しかし、その頑張りってなかなか上司に伝わるものではありません。

 

やっても、やっても、終わらない仕事。

 

一生懸命やっているのに、私の要領が悪いせいか、人に頼れない性格のせいか、結局一人で残る時間が増えていきました。

 

その時の上司は人気者で、誰からも愛されるタイプ。私も可愛がってもらっていたつもりだったのですが、実際はその逆でした。「○○君には期待していたのに…」と上司が話しているのを聞いてしまったんです。

 

その時はあまり気にしていなかったのですが、人間関係って一度壊れると修復しにくいですよね。その後何度か、失敗して怒られてからは、段々その上司と会う度、なんて思われているんだろうと、気になってビクビクするようになっていきました。

 

自分の仕事に加え、部下のマネジメント。上司と部下の間に立たされ、だんだんボーっとする時間が増えていったように思います。

 

何だか愚痴っぽくなってしまいましたが、こんな職場での出来事が重圧になり病気に繋がっていったのかもしれません。

 

今思えば、そんな大きなことではないように感じる出来事も、当時の私にとってはものすごく大きな問題でした。でも、そんな大きなことではないと思えるようになった事が、病気が良くなっている証拠なのかもしれません。

 

今辛い皆さん、その辛かった日を冷静に見られる日がきます。だから、あまり気を落とさず、一緒にゆっくりやっていきましょう。

 

では、今日はここらへんで。