Diversity2016’s blog

~精神障がい者としての転職への向き合い方~

久々の映画鑑賞

久しぶりに恋愛映画を見てみました。邦画の恋愛ものはなんだか照れくさいので、アジア系のものを見てみました。テレビで映画コメンテーターさんが『私の○○○の消しゴム』についてお話しされていたので、全く興味はなかったのですが見てみるかという気持ちにさせられたので、まぁ試しにと思って見たんです。(かなり上から目線ですね。汗)

今はネットがあれば無料で見れる時代ですからね!昔だったら絶対自分の興味のない世界のものには手を出さなかったのですが、最近は騙されたと思って斜め上から見るようになりました(笑)

女性視点の恋愛映画かと思ったら、結構切ない物語で不覚にも考えさせられました。今この瞬間って本当に大切なひとときなんだと改めて実感させられるというか。

私は現在、心から愛する人が側にいるわけではありませんが、もしも愛する恋人が若年性認知症になって記憶がどんどん失われていき、どんどん自分の知らない人になっていく感じを目の当たりにするというのはどんなものなのだろうか。

愛する人と過ごした思い出がどんどん消えていく。どんなに切なくてやるせない想いなのだろうか…。映画では主人公の子がたまに我に返る瞬間があって、そんな時どんな思いで自分を恨むのだろうか…。

 

私みたいな病気とは違うのは分かっていますが、私も頭がパニックになって記憶がなくなる時が何度もありました。ここ最近はそんな事なくなりましたが、一時期は後から人づてで自分がやってしまった行動や発言の過ちを聞かせられるという事がありました。

記憶がないとはいえ、どれだけの人を傷つけ、どれだけの人に迷惑をかけたのかと思うと本当に自分を呪いたくなる気持ちでいっぱいでした。

そしてこんな自分は世の中にいない方がいいんだと自殺願望を抱えていた時もあります。実際私には行動に移す勇気がなかっただけで、いつこの人生を終えても良いのだと本気で思っていました。それが周りにも家族の為なんだと…。

 

何も悪い事をしていないのに、何で自分だけこんなつらい思いをしなければならないのか。もっと悪い奴は沢山いるのに神様は不公平ではないか。

こういう会話を毎日何回も自分としていました。

 

きっと今もこの瞬間も同じ病気と闘っている人がいる。統合失調症でなくても色んな病と闘っている人がいる。自分だけじゃないんだ。どれだけ頑張っても私の場合、100%健常者になる事はありませんが、少しでも普通の生活が送れるように生きていく事が今の目標です。

 

話がだいぶ飛んでいますが、今日はこの辺で。